保育園・学童と働く人の賃金水準
先日行われた保育をテーマにしたとあるローカルなミーティング。ふとした流れで、日々子どもたちの保育にあたっている先生方が自分たちの給料の金額を話し始めた。
それが月収ベースであれ年収ベースであれ、名目なのか手取りなのかも定かではないが、とても申し訳ない気持ちに陥る。
そういえば、駅前の部屋を借りて保育園を始めた園長さんは「じっさい、保育で生活しなけりゃならない方は雇えませんよ」とおっしゃっていた。
みなさんは想像したことがありますか?
「いったいいくらもらっている人に子どもを預けているのだろう?」
自治体の発注・委託する事業において、一定以上の賃金を払うよう入札規定として定めている例があるという。建設業や清掃業などが代表例になるが、そこに保育事業を含めるという考え方もあるのだそうだ。
千葉県野田市や川崎市では「公契約条例」というのがあって、労働組合の取り組みもあるという。
そういったことも考えてみたいと思ったしだい。
Wiki日本語版
連合/公契約の取り組み
公契約条例(公共事業に最低賃金)/マキペディア
「多摩市公契約条例制定に向けた基本的な考え方について」/パブコメ募集
陳情・要望等/公契約条例の制定について/さいたま市契約課
Davis-Bacon ACT